「長野県No.1の都市はどちらか」
他県の方からすれば、どっちでもいいじゃないかと思われそうですが
長野市民、松本市民にとっては
「きのこたけのこ論争」より重要なトピック
さまざまな視点から、2つの都市を徹底比較してみました。
最後まで読めば、“あなたにとってのナンバーワン”がきっと見つかります!
✅この記事でわかること
- 長野市と松本市、それぞれの特徴
- 暮らしやすさ・観光・アクセスの比較
- あなたに合った都市の選び方
色んな角度から見る「長野市」VS「松本市」
人口
まずは客観的事実として、人口データを比較していきましょう。
2020年時点のデータによると、長野市の人口は約37万人、松本市の人口は約24万人です。
長野県内では、もちろん1位と2位にあたります。

人口だけで言えば、長野市の方が都会と言えますね。
公共交通機関の充実度
生活していく上で、公共交通機関の充実度はその町の住みやすさの指標になるでしょう。
どちらが便利かは、個人の立場や基準によって異なりますが比較してみましょう。
◆ 長野市
長野市にはJR長野駅があり、新幹線が通っているので東京方面や北陸方面へのアクセスが良いことが特徴です。
また、長野市は北陸方面へのアクセスも良好です。

長野市内は路線バスが充実しているため、市内の移動にも便利です。
長野オリンピックが開催された時に、交通網がしっかり整備された影響が大きいでしょう。
◆ 松本市
松本駅から東京方面や名古屋方面へ特急が出ているため大都市へのアクセスが良いですが
長野市ほど路線バスが充実しているわけではありません。
また、交通量に対して道路の整備が不十分と感じる人が多いです。

塩尻市から松本市にかけての国道19号は
なぜか1車線で、平日も休日も激混み
しかし、松本には長野県唯一の空港である「信州まつもと空港」があります。

本数こそ少ないですが、新千歳・福岡・神戸と繋がっているため、北海道や九州に旅行に行くにはおすすめです。
以上を踏まえて、総合的にみると交通の便利さに関しては
新幹線が通っていることなどを考えると、長野市に軍配が上がりそうですね
街の雰囲気と施設の充実度
長野市も松本市もどちらも地方としては比較的大きな都市ではありますが、町の雰囲気は異なります。
松本市は城下町としての名残もあり、静かで落ち着いた文化的な雰囲気があるとされています。
また、松本市には中心市街地に商業施設やスーパーマーケットが多くあり、生活に必要なものを手軽に購入することができます。
一方、長野市は県庁所在地としての機能があり、公共施設や商業施設が充実しています。
もちろん、商業施設やスーパーマーケットも充実しているためとても便利です。
観光都市としての魅力度
松本市と長野市はどちらも魅力的な観光地ですが、その魅力は異なります。
松本市は、美しい自然に囲まれた歴史ある街です。
松本の観光のシンボル的な立ち位置である松本城は国宝に指定された建物で、数百年もの歴史を持つ城として有名です。

また、松本市美術館も有名な観光地です。


草間彌生美術館かと思うくらい、草間彌生推しです
また、松本市周辺には温泉地も多く、美しい景観を楽しめる観光スポットが多数あります。
一方、長野市は、長野五輪の開催地としても有名なスキーリゾートや温泉地が多く、冬季には手軽にスキーやスノーボードを楽しむことができます。
また、善光寺は全国的にも有名な観光名所です。
日本を代表する古刹の一つで、日本全国から多くの信者や観光客が訪れる有名な観光スポットの一つです。

長野市内にも美術館、博物館などの文化施設が充実しており、多彩な体験ができるところが魅力です。
どちらが魅力的かは、最終的にはやはり個人の好みによって異なると思います。
自然や歴史に興味がある人は松本市
スキーや温泉、文化に興味がある人は長野市を訪れるのが良いかもしれません。
結論
■町としての利便性
どちらも長野を代表する都市であり
全国的に見ても、比較的大きな地方都市なので施設の充実度・便利さではイーブン
どちらの都市も生活していく上で困ることはないでしょう。
■公共交通機関の充実度
新幹線の有無により、総合的な交通の利便性では長野市に軍配があがるでしょう。
特に北陸や東京へのアクセスは抜群です。
しかし、名古屋方面へのアクセスを考えると松本市に優位性があると言えます。
さらに松本空港を利用すると北海道や博多・神戸へのアクセスは抜群です。
■観光地として
観光地としては、、どちらも魅力的な観光地と言えます。
どちらも日本有数の観光都市としての一面を持っており、地域独自の魅力があります。
個人の趣味や目的、訪れる季節によっても異なるため、どちらが良いかは甲乙つけがたいでしょう。
決着はおあずけということで、またいずれ検証したいと思います!
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