長野県民あるある
長野県は、日本の中でも独特な自然環境と文化を持つ地域です。そのため、他県から来た人々にとっては意外に感じるような「あるある」が多く存在します。地元民にとっては当たり前のことでも、外から見ると驚くべきことが少なくありません。
この記事では、そんな長野県特有の「あるある」を関西から移住してきた僕が独断と偏見で選んだ3つを紹介します。長野県の生活や文化をより深く理解するきっかけになるでしょう。
他県民は知らない長野県民あるある 3選
小中学校の学校行事でガチ登山は当たり前
長野県では、自然豊かな環境を活かして小中学校の学校行事として本格的な登山が行われることが多いです。学校の遠足や修学旅行で、標高3000メートル近い山に登ることが一般的で、県内の子どもたちは幼いころから山登りに慣れ親しんでいます。
これは、長野県が四方を山に囲まれた地形であることに加え、自然教育が盛んな地域であることが背景にあります。子どもたちは登山を通して体力を養い、自然の厳しさや美しさを学びます。これが、長野県民の自然への強い愛着や、健康志向を育む一因とも言えるでしょう。
メリット:
長野県は山に囲まれた地形であり、自然と触れ合う機会が豊富です。そのため、小中学校の学校行事では、他県ではあまり見られない本格的な登山が行われることが一般的です。子供たちは小さい頃から自然に親しみ、体力や精神力を鍛えることができます。
デメリット:
しかし、登山は体力を必要とするため、全ての子供が楽しめるわけではありません。また、天候が悪い日にはリスクが伴うため、保護者や学校の負担も大きくなることがあります。
長野に来てから登山は1回だけしかしてません。。
制服がない高校が多い
長野県では、他県と比べて制服を採用していない高校が多いです。割合としては実に50パーセントで全国で最も少ない水準になります。これは、自由と自主性を重んじる教育方針が反映されたものであり、制服がないことで生徒たちは個性を表現しやすい環境にあります。この自由な校風は、長野県の気風にも通じるところがあり、県外から来た人々には一種のカルチャーショックを与えることもあります。
メリット:
生徒は自己表現の一環としてファッションを楽しむことができます。また、寒すぎる冬場になると制服は寒すぎるため温度調節が可能な私服になるのは必然かもしれません。
デメリット:
一方で、毎日の服選びが面倒に感じる生徒もいるかもしれません。また、私服通学により、服装に関するトラブルやいじめの原因になるリスクも考えられます。
制服=青春 のイメージなのに、ないのは寂しい
自宅付近の標高を把握している
長野県に住む多くの人々は、自宅や学校、職場の標高を把握していることが一般的です。標高が気温や天候に直接影響を与えるため、長野県民にとって標高は生活に欠かせない情報です。写真のように標識に標高が書かれていることが多いため、把握する人が多いのかもしれません。
例えば、標高が高ければ冬の雪の量が多くなる可能性があり、農業を営む家庭では標高によって栽培する作物が異なることもあります。こうした背景から、標高に関する話題が日常会話の中で自然に出てくるのです。これは、山岳地帯に住む長野県民ならではの感覚であり、他県の人々にはなじみのない習慣かもしれません。
メリット:
標高を把握していることで、天候や気候に応じた対策を講じることができるかもしれない。
デメリット:
特になし。他県民から不思議がられる可能性はあり。
関西にいた頃は「海抜」を把握してました。
3.まとめ
長野県には、他県では見られない独自の「あるある」が数多く存在し、他にも紹介できなかった独特な習慣があることかと思われます。今回は、関西から移住してきて特に驚いたものをピックアップしました!
学校行事としての本格的な登山、制服がない高校の多さ、自宅付近の標高を把握する習慣など、どれも長野県ならではの風土や文化に根差したものです。これらの「あるある」を知ることで、長野県の生活や文化をより深く理解できるでしょう。長野県を訪れる際には、こうしたユニークな習慣にも注目してみてください。