【2025年最新】劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』の舞台は長野県!聖地と“コナン効果”を徹底解説

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劇場版コナン最新作の舞台は長野県!

引用:https://www.conan-movie.jp/2025/

2025年4月18日公開の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』は、シリーズ28作目となる注目作。春の恒例行事として定着している劇場版コナンですが、今回は長野県が物語の舞台となっていることから、早くも“聖地巡礼”ブームが広がりつつあります。

この記事では、映画に登場する長野県内のロケ地や関連施設を紹介しながら、作品が地域にもたらす“コナン効果”とその可能性についても詳しく掘り下げていきます。

本記事に映画本編のネタバレは含まないのでご安心ください。


映画の舞台:長野県の自然と歴史が交錯する雪山ミステリー

今回の物語では、長野県警の大和敢助警部がキーパーソンとして登場。
コナンたちが長野の雪山を舞台に、過去と現在を結ぶ事件に挑むというストーリーが展開されます。



大和敢助警部

引用:https://websunday.net/conan100/character/?tid=465

実は長野県は、原作コミックやテレビアニメでも長野県警の登場でおなじみ。
ついに劇場版で本格的にスポットが当たったことで、ファンからの注目度も急上昇しています。

のびのび社畜
のびのび社畜

長野県民として是非観ておきたい

大和敢助警部だけでなく、原作でおなじみの長野県警のキャラたちが登場します。


注目のロケ地:国立天文台野辺山宇宙電波観測所(南牧村)

引用:https://www.nao.ac.jp/about-naoj/organization/facilities/nobeyama.html

映画の象徴「パラボラアンテナ」のモデルとなった天文台

劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』のキービジュアルで、ひときわ目を引く巨大なパラボラアンテナ。
そのモチーフと目されているのが、南牧村にある「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」です。

標高1,350メートルという高地に広がるこの観測所は、国内外の研究者が利用する本格的な電波天文学の研究拠点。
映画ではこの観測施設が重要な事件の舞台となっており、迫力あるシーンの数々が繰り広げられます。


📍アクセス:JR野辺山駅から徒歩40分
  (2025年4月18日〜9月30日の間、野辺山駅-天文台間にバスが運行されます)
🕒開館時間:10:00~17:00(無料・自由見学)

45メートル電波望遠鏡と広大なアンテナ群

引用:https://www.nro.nao.ac.jp/public/teles.html#45m

観測所のシンボルともいえる「45メートル電波望遠鏡」は、ミリ波帯を観測する世界最大級の望遠鏡。精密な機器によって、宇宙の星間ガスや星の誕生、銀河の構造などを観測する最先端の研究が行われています。

引用:https://www.nro.nao.ac.jp/gallery/nma.html

また、広大な敷地内には、「ミリ波干渉計」と呼ばれる複数のアンテナが配備され、これらを組み合わせることで、より高精度な観測が可能になります。劇中ではこのアンテナ群がスリリングな場面の背景となり、物語に深みとリアリティを与えています。

一般見学も可能!宇宙を体感できる展示施設

野辺山宇宙電波観測所は、事前予約なしで一般見学が可能(一部制限あり)。敷地内の見学路からは、電波望遠鏡アンテナ群を間近で見ることができるほか、展示室「宇宙電波館」では、電波天文学の仕組みや観測成果についてのわかりやすい解説パネルや模型、映像展示が楽しめます。特に家族連れや理科好きの学生には大変人気のスポットです。

星降る村・南牧村ならではの天体環境

引用:https://www.kanko-nobeyama.jp/star/

観測所が位置する南牧村は、八ヶ岳の山麓に広がる自然豊かな高原地帯。空気が澄んでおり、人工的な光が少ないため、夜空には無数の星が輝きます。こうした天体観測に最適な条件が、野辺山が宇宙電波観測の地として選ばれた理由です。

ちなみに最寄りの「JR野辺山駅」は、日本一標高の高い鉄道駅(標高1,345m)としても知られており、鉄道ファンにとっても隠れた人気スポットとなっています。

引用:https://koumi-line.jp/tourism/343/

公開前からSNSでは「パラボラアンテナが野辺山っぽい!」「現地でコナンと同じ景色を見たい」といった声が広がり、春休み期間中から観測所へのファンの訪問が急増。

所長も「白線の位置まで正確に描かれていて感動した」と語っており、映画の描写の精緻さが話題となっています。


舞台となったその他のスポット

「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」以外にも舞台となった長野県のスポットを紹介します。
こちらも映画本編のネタバレは含まないのでご安心ください。

佐久平駅

佐久平駅は長野県佐久市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅です。
北陸新幹線(高崎駅~長野駅間)の開通と同時に、小海線との交差地点に新設されました。
小海線の線路が新幹線の上にある珍しい構造が特徴です。

長野駅/駅前

長野県の窓口とも言える長野駅前も舞台として登場します。
馴染みのある方は再現度の高さに驚くかもしれません。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E9%87%8E%E9%A7%85

善光寺

長野県有数の観光地である善光寺もちらっとですが、舞台として登場します。

長野県警庁舎

長野県警の庁舎らしき建物も本作には登場します。
大々的にコラボもしているみたいなので、間違いないかもしれませんね!

コナン映画の舞台となった地域では、観光客が増加する“聖地巡礼”効果が毎年のように報告されています。

  • 『黒鉄の魚影』(2023年)では、八丈島のホテルにファンが殺到
  • 『100万ドルの五稜星』(2024年)では、函館市の観光客数が前年同期比10%増

これらの前例を踏まえ、長野県でも同様の観光促進が期待されています。


まとめ:映画をきっかけに“もうひとつの長野”を体験しよう

劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』を通じて、長野県の自然や文化、そしてリアルな警察の姿が全国に発信されることとなりました。

ファンにとっては映画の世界を体感できる“聖地巡礼”の旅が、そして県にとっては大きなプロモーションチャンスとなるこのコナン映画。公開後には、さらに新たなロケ地も明らかになるかもしれません。

映画と現地をリンクさせながら、リアルな長野を五感で感じてみてはいかがでしょうか?

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